青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
4月9日(金) 小中学部校舎で、小学部・中学部の入学式が行われました。今年度は小学部18名、中学部21名の児童生徒が入学。3名のご来賓をはじめ、新入生のご家族、先輩となる小学部6年生、中学部3年生が見守る中、堂々と入場し、大きな声で呼名に応じるなど、本校での新たな学校生活をスタートさせました。
お友達をたくさんつくって、毎日元気に勉強しましょう!
ご入学、おめでとうございます!!
令和7年4月9日(水)に令和7年度高等部入学式を挙行いたしました。
保護者、在校生のほか、ご来賓の鈴木 PTA会長、弥生学園 島口園長、弘前地区手をつなぐ育成会 大髙会長に見守られながら、晴れて18名の新入生の入学が許可されました。
高等部生活3年間で、自立と社会参加を目指し、様々な力を身に付けてほしいと思います。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
3月14日(金)、学校運営協議会委員や元本校職員の方々にもご参加いただき、小中学部校舎で小中学部卒業式が行われました。今年度は、小学部16名、中学部14名の児童生徒が巣立ちました。小学部児童は同じ校舎ではありますが中学部へ、中学部生徒は岩木地区にある高等部へと進むことになります。新しい環境での、さらなる活躍を期待しています。
ご卒業、おめでとうございます!!
3月17日(月)に今年度最後の小学部集会がありました。係の児童のはじめ、おわりのあいさつ、
司会があり、校長先生のお話、作品展の表彰、校歌の練習、玉入れゲームなどがありました。
2月26日(水)に小学部おわかれ会がありました。
在校生で力を合わせて装飾を作り、華やかにした体育館に卒業生の皆さんがいきいきした表情で体育館に入場しました。
小学部低学年が「OLA!」のダンスを披露し、高学年からはプレゼントを贈りました。
最後に卒業生一人一人から一言ずつお話がありました。
中学部でも頑張ってくださいね。
令和7年3月7日(金) コロナ禍を経て、校舎移転6年目にして初めて、学校運営協議会委員や元本校職員の方々にもご参加いただき、令和6年度高等部卒業式を挙行しました。
保護者、在校生のほか、青森県教育委員会委員 中野 博之 様をはじめとする多数のご来賓の方々に見守られながら、13名の卒業生が本校を巣立ちました。
弘前第一養護学校の誇りと新たな夢や希望を胸に、社会人という次のステージで活躍してほしいと思います。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
~卒業生入場~
★詳細につきましては、こちら↓のページをご覧ください。
2月28日(金)に、中学部の卒業生を送る会が行われました。
1、2年生は当日に向けて、会場の装飾や3年生に贈る記念品などを作成したり、司会や記念品紹介の係になった生徒は練習をしたりして準備を進めてきました。
当日の会では、卒業生のコーナーや記念品贈呈があり、記念品を渡す生徒、受け取る生徒のどちらにも笑顔が見られました。また今年は歌の他にもダンスがあり、中学部一同大いに盛り上がりました。
最初から最後まで、3年生へのこれまでの感謝とこれからを応援する気持ちがこもったあたたかい会になりました。
中学部の総合的な学習の時間では、各学年の学習テーマとSDGsの項目を掛け合わせて、学習を行ってきました。その取組発表会が、1月27日(月)に行われました。
各学年の学習テーマと取り上げたSDGsの項目は以下の通りです。
・1年生:「私たちのまち 弘前No.1 りんごをもっと○○」(りんごの学習)
SDGs項目:「12 つくる責任 つかう責任」
・2年生:「花いっぱい運動」
SDGs項目:「11 住み続けられるまちづくりを」「15 陸の豊かさを守ろう」
・3年生:「地域の文化に触れよう」
SDGs項目:「11 住み続けられるまちづくりを」
※取組の内容については、「SDGs通信」を御覧ください。(※HP→「学校情報」→「SDGs通信」)
年間を通して学習してきた生徒たちの感想を紹介します。
【1年生:「りんごの学習」】
・おいしいりんごを作るためには、虫、花、木を大切にしようと思います。
・みんなにおいしいりんごをいっぱい食べてもらって健康になってほしいです。
・りんごの花が咲いて、収穫するまでの過程を経験し、とても大変な作業であることが分かりました。これからもりんごの栽培を続けていくためには、私も手伝っていきたいと思いました。
【2年生:「花いっぱい運動」】
・きれいな花が咲いたり、大きくなったりするためには、水をあげたり、草を取ったりとお世話をすることが大切だと思いました。きれいに咲いた花を見て幸せな気持ちになりました。住みよい街を作るために花を植えて美しい地域にすることで、みんなが気持ちよく生活できると思いました。
【3年生:「地域の文化に触れよう」】
・お山参詣や組子細工以外にも、調べたり、体験したりしてほしいです。大切な物を残したり、続けたりするために、できることを考えてほしいです。
今年度を振り返り、各学年の取組を知ったことで、次年度に向けて気持ちを高めている生徒もいました。今後もSDGsを授業だけでなく、普段の生活でも「~を大切にしよう」「もったいないをなくそう」という気持ちをもちながら、学びを深めていきたいと思います。
第5回青森県特別支援学校総合スポーツ大会のポスター原画及びスローガンに応募があった208点の中から、本校の2名が優秀賞に選ばれました。おめでとうございます!
2/3(月)に本校両校舎で表彰式が行われ、青森県特別支援学校スポーツ連盟の湯田秀樹会長から賞状をいただきました。
【ポスター原画の部】優秀賞
中学部1年 市野 未来 「がんばれ!わたし!!」
【スローガンの部】優秀賞
高等部2年 前田 奏惠 「輝く汗と希望と声援!! ぶつかれ、魂たちよ!!」
1月21日(火)に高等部校舎で第3回理事会を開催しました。
役員、理事、合わせて14名の方々が参加してくださいました。
青森県知事部局及び青森県教育委員会に対する令和7年度の本校の陳情報告についての検討、各委員会の進捗状況と今年度の反省について委員長さんからの報告、来年度のPTA行事やPTA予算案について、次年度の理事選出方法についての審議等が行われました。皆さんに検討していただき、賛同を得ました。
鈴木会長からは、「こども達の幸福を願うという趣旨のもと、PTA活動への活発な参加、ご協力をお願いいたします。」というご挨拶をいただきました。
理事会後に、特別支援学校で初めて導入されたという高等部のプロジェクションVR(没入空間)の体験をしました。保護者の方々はとても感心していました。
保護者の皆様、来年度もPTA活動へのご協力をよろしくお願いいたします。
1/25(土)・26(日)にイオンタウン弘前樋の口で行われた「弘前第一養護学校・弘前第二養護学校合同作品展」は、たくさんの方々にご来場いただき、無事に終えることができました。
皆様には、展示物の観覧や作業製品の購入だけでなく、教員に感想をいただいたり、児童生徒へお声掛けしていただいたりするなど、作品展へのご参加・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
実施に向けた準備・展示・後片付けは、児童生徒と教職員が一体になって取り組みました。
日頃の学習活動の成果を保護者の皆さんや地域の方々にお知らせできる機会となったことは、大きな喜びであり、児童生徒、教職員の達成感につながっています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後とも、様々な機会を捉え、学校の取組を発信していきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
1月27日(月)に小学部集会を体育館で行いました。転入生の紹介、保健委員会による食育のお話、図書委員会による図書の紹介、ゲームクラブの発表、最後はミュージッククラブと計画委員会によるコラボ企画「Bling-Bang-Bang-Born」に合わせたダンスを全員で楽しみました。
令和7年1月25日(土)~26日(日)の2日間、イオンタウン弘前樋の口で本校と弘前第二養護学校の合同作品展が開催されます。2校の児童・生徒が制作した作品が多数展示されます。
また、中・高等部生徒による作業製品の販売学習も行われますので、ぜひご来場いただければと思います。
<作品展示期間>
1月25日(土)10:00 ~ 1/26日(日)16:00
<作業製品販売会>
1月25日(土) 1回目 10:00 ~ 11:30
2回目 14:00 ~ 15:30
1月26日(日) 3回目 10:00 ~ 11:30
<ボッチャ体験コーナー>
1月25日(土) 13:00 ~ 14:00
<記念品贈呈式>
1月26日(日) 14:00 ~ 14:30
年末年始の豪雪の影響があると思いますので、ご来場にあたっては足元や運転に十分お気を付けておいで下さい。
12月18日(水)、小学部Aグループ(4~6年生)が高等部の作業班を見学しました。当日は総合サービス班(福祉)、手芸・縫製班(こぎん刺し)、農業班(大豆の選別)、工芸班(紙すき)、リサイクル班(エコバッグ作り)の5つの作業班を見学しました。各作業班の先輩から作業工程等について説明をしてもらい、気になることや疑問に思ったことを高等部の先輩に直接聞いたり、完成品を手に取ったりしました。最後に、高等部の先生に「作業は難しいですか?」「製品が完成するまでどのくらいの期間がかかりますか?」などの質疑応答があったことで、それぞれの工程を丁寧に作業することの大切さについて深めることができた学習でした。
12月11日(水)、中学部2学年の生徒が高等部を見学しに行きました。高等部の先輩方の作業学習の様子やどんな教室があるのかを見て回りました。中学部にはない作業班があったり、同じ作業でもよりクオリティの高い製品ができていたりする様子を真剣に見て学ぼうとする様子が見られました。中には、「やってみたい。」と話す生徒もおり、興味・関心をもつことができたようでした。見学の最後には、高等部の先生に「給食はありますか。」「作業は、自分がいきたいところにいけますか。」「タブレット端末は、授業でどうやって使っていますか。」「こぎん刺しの糸は、どうやって染めるのですか。」等の質問をして、高等部に関する知識を深めていました。中学部卒業後、どんなことをするのか見通しをもつことで、残りの中学部生活で何を身に付けたいか、高等部でどんなことを学びたいかを考える機会となりました。
12月9日(月)、ラジオパーソナリティの稲葉みどり氏をお招きし、「出前ラジオ局」を行いました。発声練習や早口言葉でパーソナリティが行うウォーミングアップを体験したり、想像力を使って音を聞き取る音当てクイズに参加したりなど、稲葉氏と生徒達が楽しくコミュニケーションを図りながら「ラジオ」に関する様々な体験をしました。
音当てクイズでは、学校生活の中にある様々な音の中から「階段をのぼる足音」や「蛇口から出る水の音」などが出題されましたがどの音も見事正解!想像力を働かせて「音」を聞くことができました。
あっという間の50分間でしたが「音や音楽」をそれぞれが楽しみ、その時間をみんなで共有することができた「出前ラジオ局」となりました。
12/5(木)小学部Bグループ高学年の児童が、みんなで作ったりんごを使った調理学習を家庭科室で行いました。講師として、柴田学園大学の今村先生にお越しいただき、りんごの皮ありバージョンと皮なしバージョンのジャムの作り方を教えていただきながら調理しました。
りんごを包丁で切ったり、鍋で煮詰めたりする活動を一人ずつ順番に行うと、みんな楽しそうに取り組んでいました。アイス、ポテトチップス、ヨーグルトの中から好きな物を選び、完成したジャムを付けると、普段ジャムを食べない児童が食べたり、おかわりをしたりしながら「おいしー」とパクパクと食べる様子が見られました。
食べ終わると、校長室で児童達が摘果したりんごの花炭で製作した作品を今村先生に説明しながらプレゼントすることができました。
12/2(月)に小学部学部集会を体育館で行いました。100名近くの児童が、体育館で低学年グループやアートクラブ、広報委員会の発表を見聞きして楽しみました。
11月20日(水)、中学部作業製品販売学習を行いました。中学部生徒が作業学習で製作してきた製品を販売したり、お互いに購入したりしました。
リサイクル班のシュレッダーで細断した紙を使った油すいとり君やアロマ消臭ポット、畑・木工班の甘くておいしいねぎや木工製品のへら、紙すき班の牛乳パックを再利用して作った和紙セットやぽち袋、エコクラフト班のおしゃれな色づかいのコースターやペン立て等、心を込めて作られた製品ばかりでした。販売会場は「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」等の元気な掛け声や、お客さんの笑顔であふれていました。
当日は小学部6年生の児童も、進路学習の一環として、販売学習で作業製品を購入する体験をしました。「(製品が)上手でした」「(先輩が)格好よかったです」といった感想が聞かれ、中学部進学を楽しみにしている様子でした。
中学部生徒にとっては、自分たちが作った製品をたくさんのお客さんに購入してもらったことで、作業意欲の向上につながりました。これからも、友達と力を合わせて、製品作りに取り組んでいきます。
11月7日、PTA施設・職場見学会がありました。1コースは「株式会社エール にじのいろ」「NPO法人 team.Step by step あいおらいと」、2コースは「社会福祉法人 七峰会 障害者支援施設 拓光園」「社会福祉法人 みやぎ会 多機能型事業所 大石の里」へ行ってきました。利用者さんが作業している様子を間近で見学したり、施設の方から工賃や利用時間の他、体調不良の場合の対応等、詳しい内容をお聞きすることができたりと、学びの多い時間を過ごすことができました。協力してくださった施設の方々、参加してくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
11月7日、施設・職場見学がありました。Aグループの1学年は、『みのり・ひかり、りんごの里』、2学年は『いわきの里、月見野食房、月見野グループホーム』、3学年は『カリフラワー、おらんど、uniメゾン』、Bグループは『りんごの里、社会福祉センター(ペットボトルキャップとプルタブの寄贈)』へ行ってきました。見学中は、利用者さん達が真剣に作業している雰囲気に緊張しつつも、よく見て、施設職員の方々の話をしっかり聞き、質問する様子が見られていました。将来、どんな仕事がしたいか、これからどんなことを身に付けたら良いのかを考える貴重な機会となりました。
11/18(月)に小学部学部集会を体育館で行いました。100名近くの児童が体育館に集まり、高学年グループやスポーツクラブの発表を見聞きしたり、計画委員会の企画による玉入れゲームをしたりして楽しみました。
10/26(土)の学習発表会では、多くの保護者の方々やご来賓の方々が児童生徒の発表をご観覧くださり、たくさんの拍手や励ましの言葉をいただきました。ありがとうございました。
小学部低学年の演目「めざせ!最高到達点!」では、1年生の「わんぱくお祭りキッズ」、2年生の「忍者参上」、3年生の「ピクミン海賊団」に分かれ、得意なことや器楽演奏、ダンス等を発表しました。
小学部高学年の演目「ひろいちオリンピック!2024」では、スポーツ会場、クイズ会場、ミュージック会場に分かれ、それぞれの得意なことを披露し、見事3つの金メダルをゲットしました。
中学部の演目「Hiro1-Tube いろんなことやってみた」では、インターネット動画サイト「ひろいっちゅうぶ」の中で、全員が「ひろいっちゅうばー」になり、音楽や保健体育で学習したことを中心に発表しました。
10月3日(木)に高等部校舎で第2回理事会が開催され、役員、各委員の方々21名が参加してくださいました。
今年度の行事、特P連の陳情報告や各委員会の進捗状況についての報告、補正予算案や次年度の行事についての審議等が行われました。補正予算案についての承認や次年度の校内ボランティア活動と親子レクリエーションを実施することについての賛同を得ることもできました。
次年度も各行事のご協力をよろしくお願いいたします。
10月10日(木)、小学部5・6年生が船沢小学校の5・6年生と「なかよし交流会」を行いました。今回は、船沢小学校にお邪魔して、体育館でゲームをして交流をしました。
今年度2回目の交流ということで、船沢小学校の児童が積極的に声を掛けてくれたり、名前を覚えて呼んでくれたりとそれぞれ交流を楽しんでいました。昨年度も大人気だった巨大風船バレーでは、風船を仲間にトスして相手コートに入れることを繰り返し、なかなか勝負が付かないほどの盛り上がりでした。終わりの会は、来年度に向けて5年生が担当し、司会進行をしてくれました。感想発表では、「楽しかったです。」「また会いましょう!」と言う声が聞かれ、名残惜しそうに交流会を終えました。最後においしいりんごのお土産も頂きました。
船沢小学校のみなさん、ありがとうございました。
令和6年10月1日(火)、秋晴れの中、高等部では2学期始業式を迎えました。秋季休業で十分に休み、生徒たちは元気に登校してきました。9月に迎えた終業式から切り替えて、2学期の学校生活を送っていくことと思います。
各学年の代表生徒が、2学期の中で頑張っていきたいことを、壇上で立派に発表していました。全校生徒で歌った「校歌」は、さわやかな歌声が響き渡り、生徒の前向きな気持ちを表しているようでした。
令和6年9月27日(金)、高等部では1学期終業式を迎えました。4月から始まった1学期も、9月で節目を迎え、これまで取り組んできた学習や学校生活を振り返る式となりました。
1学期の間に頑張ってきた成果や心に残っていることを発表する場面も設けられ、各学年より代表生徒が壇上で自信をもって、立派に発表していました。
中学部1年生24名は、10月3日(水)に、地域で生活し、世界的に活躍しているGOMAさんに来ていただき、芸術教室を行いました。
今年度は、マジックペン1本で表現する「ペン画」に挑戦。テーマを決めずに描きたいものを描き、描きたいものが思い浮かばない場合は、「〇(まる)」を描くところからスタートしました。
自由な発想でペンを走らせ、あっという間に時は過ぎ、終了時の生徒の表情は充実感・達成感でいっぱい!そして、心地よい余韻を味わうことができました。そして、真っ白な画用紙は、一人一人の思いが詰まったかけがえのない画用紙となりました。
GOMAさん、表現する楽しさを教えてくださり、本当にありがとうございました。
※この様子は、ATVニュースで放映されました。
10/1(火)小・中学部校舎と高等部校舎ごとに、2学期始業式が行われました。今回は、小・中学部校舎の様子をお伝えします。
小・中学部校舎は、体育館改修工事中のため、音楽室をメイン会場として、プレイルームやホール、各教室をつないで、オンラインで行われました。
校長先生からは、「あいさつ、ありがとう、あっ!(気付き)」の「3つのあ」についてのお話がありました。また、2学期の目標発表では、各学部代表児童生徒が「中学部に向けて、挨拶をがんばる」「生徒会の運営係として、企画を立てることをがんばる」等、それぞれの抱負を発表しました。
最後は、校歌を歌う元気な歌声が校内のあちらこちらで響き渡り、気持ちを新たに2学期をスタートさせました。
10月4日午前に小学部鑑賞教室が行われました。今年度は「北の四重奏」様によるサクソフォン(サックス)・カルテットを鑑賞しました。「小さな世界(子どもの世界)」の演奏から始まり、素敵な音色にこどもたちはくぎづけになっていました。鉄道メドレーやアニメの音楽と続き、こどもたちは拍手をしたり、体を揺らしたりしてリズムを感じながら楽しんでいました。体験コーナーでは、サクソフォンの演奏と一緒に「崖の上のポニョ」や「校歌」を一緒に歌いました。楽器の音色を楽しんだり、音楽の心地良さを感じたりする良い機会となりました。
9月13日(金)、高等部3・4・5組で施設見学に出かけました。天候にも恵まれ、バスの車窓から望める山々の緑がとてもきれいでした。景色に目を奪われていると見学先である「拓光園生活介護事業所 まいせるふ」様に到着しました。事業所の日課についての説明を受けたり、実際に利用者の方々の活動に参加させていただいたりしてきました。
その後、昼食場所である藤崎町の「四六時中」様に到着。みんなでカレーや親子丼など選んだメニューを完食してきました。
来年も、卒業後の生活を知る機会を設けて、集団のルールを守って行動して生活経験の拡大を図るために「施設見学」を実施していきたいと思います。
9月8日(日)、弘前土手町カルチュアロードに参加しました。毎年、弘前ロータリークラブさんの展示スペース(家具館かさい前)の一部を本校で使わせていただいて参加しています。
今年度も小学部から高等部までの児童生徒が作った作品を展示し、体験コーナーでは、りんごの花炭アートやキーホルダーを制作しました。
中学部と高等部の生徒8名が、本校のパンフレットや合同作品展のお知らせなどのチラシを配る活動に参加しました。残暑が厳しい中、元気に声を出してがんばりました。
地域の方々がたくさん立ち寄ってくださり、大盛況に終わりました。本校の取り組みや障がいについて知っていただく、よい機会となりました。
8月25日(日)、9月1日(日)に開催された第32回青森県障がい者スポーツ大会に、本校中学部、高等部生徒8名が出場しました。
25日の陸上競技には、50m、100m、ソフトボール投げ、ジャベリックスロー、フライングディスクの種目に出場し、自分の力を精一杯発揮し、笑顔で大会を終えることができました。
9月1日(日)の卓球競技には高等部生徒1名が出場し、強い相手に粘り強く挑みました。
当日、応援に来られた保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました。
一日目
弘前駅から、普通列車で新青森駅へ。そこから、楽しみにしていた生徒も多い、新幹線『E5はやぶさ』で仙台駅まで行きました。貸し切りバスで松島まで移動し、昼食は利久の牛タン定食を味わいました。松島の絶景を見ながら塩釜までの遊覧船の旅を楽しみました。ホテルでは豪華な食事、広い大浴場に癒やされ、友達との宿泊を楽しみました。
二日目
午前は、うみの杜水族館に行きました。大きな水槽にいる沢山の魚たち、可愛い海獣やペンギン、そしてイルカ&アシカショーに大興奮の生徒達。アレにしようかコレにしようかと悩みながら自分や家族へのお土産を一生懸命選んでいました。午後は八木山ベニーランドと動物園に行きました。乗ろうと計画してきたアトラクションは、思っていたよりも怖かった生徒もいたようで、予定を変更したり、休んだりしながら時間いっぱい楽しみました。動物園に行った生徒も、ゾウやキリン、カバなど初めて見る動物に大興奮でした。
三日目
仙台科学館で、シャボン玉の中に入ったり、トリックアートに挑戦したり、空気の力でボールを浮かせたりとたくさんある科学の体験をして楽しんできました。そして、仙台駅で昼食を食べて、お土産をたくさん買って帰ってきました。
疲れてヘトヘトの生徒たちでしたが、弘前駅に帰ってくると保護者の皆さんを見つけて満面の笑みになっていました。
修学旅行において公共交通機関や公共施設を利用した経験を通して、ルールやマナーを学び、さらに成長した生徒たちでした。
9月6日(金)、小学校高学年Aグループでは、ドリカム人づくり推進事業の一環として弘前地区環境整備センタープラザ棟へ行きました。環境整備センタープラザ棟では、体験教室「牛乳パックでお手軽しおり作り体験」に取り組み、家庭で飲み終えた牛乳パックを使用して、オリジナルのしおりを作りました。その後、「紙のリサイクルの仕組み」の話を聞きました。どの児童も講師の話をよく聞いていて、あらかじめ学校で考えたデザインを元に、色を塗ったり押し花を貼ったりしてしおりを作りました。
今回の体験や見学を通して、自分たちが出しているごみの行方や処理の仕方について理解し、環境について関心をもつきっかけになりました。
9月12日(木)、弘前市でエアロビクスやアダプテッドスポーツの指導をしている阿保真由美先生を講師に招いて、自立活動「体を動かして遊ぼう」を実施しました。阿保先生のお話を聞き、キッズエアロやダンスで体を動かし、「たかまるくんよさこい」を踊り、時間いっぱい楽しく体を動かしました。活動の最後に、摘果した実で作った花炭をプレゼントしました。
次回は11月を予定しています。阿保先生、ありがとうございました。
8月30日(金)、高等部Bグループ9名で弥生いこいの広場へ行きました。
高等部Bグループでは、作業学習において、弥生いこいの広場で使われている「おやつガチャ」のカプセル作りに取り組んでいます。
今回は、そのカプセルを実際にお届けし、「おやつガチャ」の体験を行いました。
弥生いこいの広場の職員さんからは、「作業を手伝ってくれるおかげで、本来の動物と関わる業務に時間を割くことができ助かっている。」と、感謝の言葉をいただきました。
こどもたちは、最後に空のカプセルを受け取り、帰ってからの作業に張り切っていました。
8月28日(水)、ひろいちカルチャー『フルーツを使ったクレープ作り』を行いました。講師として、アンジェリック青森店でパティシエをされている一戸康彦さんをお招きし、家庭にある材料で作れる本格的なカスタードクリームやクレープ生地の作り方を教わりました。グループで協力して、カスタードクリームが焦げないように力強く混ぜたり、おしゃべりをしながらメロンや桃、バナナをトッピングしたりと楽しい時間を過ごすことができました。とっても美味しいクレープができあがりましたよ。
企画、運営してくださったPTA親睦委員会のみなさん、講師の一戸さん、本当にありがとうございました。
8月8日(木)、教員の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業実践や授業改善、校内研究に生かすことを目的とし、「主体的・対話的で深い学びに関する校内研修会」をオンラインで行いました。
植草学園大学発達教育学部准教授の髙瀬浩司先生を講師にむかえ、「知的障害教育における主体的・対話的で深い学びと授業づくり」について講義をいただきました。
各教科等を合わせた指導の成立や変遷、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた「できる状況づくり」「自分ごとの学び」「見通しを振り返り」の大切さ等、たくさんのことを学びました。こどもたちの学びの姿を大切にしながら、今後の授業実践や校内研究に生かしていきます。
7月25日(火)、教員のICTを活用した授業力の向上を図ることを目的とし、ICT校内研修会が弘前市民会館大会議室で行われました。
講師に茨城県立石岡特別支援学校の富山比呂志氏をお招きし「Canvaで表現しよう!交流しよう!~特別支援教育におけるCanvaの活用~」について講義をいただきました。一人一台のタブレットを活用して写真の撮影や加工をしたり、さらにグループごとに写真を共有してコラボレーション作品制作をしたりと、演習がメインの研修会となりました。
ICTを使う意味や価値は、「頭の中にあるものを引っ張り出しやすくできるツールであること」「表出、表現のための試行錯誤が、何度でも何種類でもやりやすく、やり直せること」「自分なりに表現するための手だてが、言語的なものだけではなく、視覚的、音声的、図表的、プログラム的など多様にあり、自分に合った方法が使えること」というお話があり、参加した職員もこの研修会で体感することができました。
8月20日(火)高等部校舎にて、地域における切れ間のない支援体制の構築に向け、多様なニーズに対応できるよう専門性の向上を図ることを目的に「教育相談に関する専門性向上研修会」が行われました。
講師に生協さくら病院の小山智教医師をお招きし「愛着障害について」講話をいただきました。基本的なことや現病歴を交えながら具体的な支援について知ることができ大きな学びになりました。最後に「こどもの心に刻印された傷跡はその後の人生に大きな影響を及ぼすが、それを快方に導くのもまた人との出会い、人との関わりである」「『ともに』という体験こそが愛着障害の人が一番、必要としているもの」という言葉が印象的でした。
本校職員の他、小中高等学校、地区の特別支援学校、福祉施設職員約50名の参加もあり、愛着障害への関心の高さがうかがわれました。
7月11日(木)、新青森県総合運動公園で標記の大会が行われ、県内の特別支援学校の生徒が集まりました。
本校からは、中学部生徒、高等部生徒106名が参加し、陸上競技、フライングディスク、ボッチャ、フットソフトボール、バレーボールの種目に出場しました。
前日までの雨で天候が心配されましたが、当日は次第に回復し、競技を実施することができました。どの競技・種目でも生徒が学校での練習の成果を存分に発揮し、時には真剣な表情で、時には笑顔で喜び合う姿が見られました。仲間が競技をしている時に応援する姿も多く見られ、スポーツを通して心身ともに成長するよい機会となりました。
会場まで応援に来られた保護者の皆さま、生徒への励まし、ご声援ありがとうございました。
今年度もりんご農家の佐藤さんからりんごの木を借用して、児童生徒が作業を体験しながらりんごについて学んでいます。
6月に摘果をし、その後は地面に落ちている実をバケツいっぱいに拾う活動を、夏休み前までがんばりました。
低学年の児童は、摘果した後、大きい実と小さい実に分ける活動もがんばりました。
高学年の児童は、保護者の前田さんから摘果の仕方を教わり、中心果を残して一つ一つ丁寧に摘果しました。
中学部一年生は、小学部の児童が摘果した後の仕上げをし、高いところにある実をたくさん摘果しました。
高等部の生徒が小・中学部校舎に来て、りんごの木の徒長枝を切る作業をした時に、小学部児童が高等部の先輩に摘果の仕方を教わるなどの交流もありました。
7月20日土曜日にPTA親子レクリエーションが本校高等部校舎で行われました。35家族、85名が参加しました。
今年の内容はスタンプラリーでした。PTA役員と手伝いの先生方が行うコーナーを親子で回って、輪投げやカローリングなどのゲームを楽しんで景品をゲットしたり、缶バッチ作りを体験したりしました。
高等部では、昨年度から近隣の駒越町会のみなさんとグランド・ゴルフを通じて交流をしています。今年度は5月の連休明けから交流をスタートし、7月中旬まで計10回行いました。2年目ということもあり、町会の方の「久しぶり、元気にしてた?」の挨拶で今年度の交流が始まりました。1年生は初対面でしたが、町会の方々にたくさん声を掛けていただき、すぐに打ち解けることができました。
交流では、最初にグランド・ゴルフの道具や基本的な打ち方、ルールを確認し、その後学校のグラウンドにコースを設置(なんと8ホール)し、グループ毎にコースを回りました。町会の方々の教え方がとても上手で、生徒達はみるみる上達していきました。時々ホールインワンもあり、あちこちで歓声があがっていました。
回数を重ねる毎に町会の方々とのコミュニケーションも深まっていき、とても楽しい有意義な交流となりました。
駒越町会のみなさん、ありがとうございました!
7月18日(木)中学部1年生24名は、りんご工房の佐藤芳子さんから「りんご染め」を教わり、ハンカチ染めを行いました。
実は、その2週間前である7月4日(木)に「わたし染め」という試し染め(自分たちで「実すぐりりんご」を使った染め液を作り、染め物体験)をしましたが、「全く染まらなかった・・・。」という経験をしていました。
今回は、佐藤さんが、当日の朝、りんごの木の葉を煮出して染め液を作ってくださり、その液を使って染め物に挑戦しました。まずは、模様作りに向けて、ハンカチの畳み方や輪ゴムのかけ方等、手ほどきを受けながら取り組みました。
染め液に漬けてから20分後、輪ゴムを解いてみると「わ~、すご~い」「きれいだね」「○○さん、見せて~」という歓声があちらこちらで聞こえるほどの染め上がりで、オリジナルの模様ができました。
佐藤さんとの学びから「わたし染め(試し染め)」のときと何が違うのかに気付き、唯一無二のハンカチを作ることができました。
(この体験の様子は、東奥日報7月21日(日)「津軽総合」の記事ページで紹介されました。)
○農福連携に係る農業体験実習 <おりかさ蜜ツ星農園>:6月24日(月)
袋かけ作業をしています。
*りんごの色がきれいに出るように行います。また、虫が入らないようにします。
○SDGs活動 ~コーヒーをもらいにいく~ <喫茶室baton>:7月5日(金)
コーヒーの残渣をもらいにいき、堆肥として積み、切り返しを行う活動をしています。
○「みんなのごはん」プロジェクト <弥生いこいの広場>:7月17日(水)
畑で作った作物(ポップコーンなど)動物園に飼料として提供しています。
7月12日(金)本校を会場に、小学部5、6年生と船沢小学校5、6年生との1回目の交流学習が行われました。総勢60名での「始まりの会」終了後、「ティーボール」「フライングディスク」「カローリング」「大型ジェンガ」「簡単ボッチャ」の5つの種目に分かれ、それぞれのグループで自己紹介やゲームを行いました。
ゲームでは、チームや学校にこだわらずお互いの好プレーに拍手をしたりハイタッチをしたりする姿が見られました。ゲーム終了後は、また全員集合し、「終わりの会」を行い、最後にバスに乗って帰る船沢小学校のお友達を玄関で見送りました。次回の交流は、船沢小学校を会場に10月10日(木)に行う予定です。
高等部3・4・5組では、青森県を代表する夏祭り「ねぶた(ねぷた)祭」が終わった後、廃棄されてしまうねぶた絵に着目し、SDGsの観点から昨年度より資源のアップサイクルに取り組んでいます。アップサイクルとは、廃棄物に手を加えて物の価値を高めることであり、廃棄されるはずだった物の寿命が伸びることにもつながります。SDGsの17の目標のうち、目標12「つくる責任、使う責任」に関連する活動です。
昨年度は祭りが終わったねぶた絵を香り袋にする活動に取り組みました。今年度は、ねぶた小屋の見学やねぶたができるまでの工程を知り、触れることを目的として紙貼りの体験をしました。
6月20日(木)青森市にあるラッセランドに行ってきました。お世話になった福士裕朗氏は青森市役所ねぶた実行委員会のねぶたを作っていました。ねぶた小屋は想像よりもはるかに大きく、中に入るとねぶたの骨組みがあり、どちらの大きさにも圧倒されました。
講師の福士さんがねぶた小屋を案内してくれました。紙貼り体験では、紙の表と裏の違い、紙の型の取り方、接着剤の塗り方など、生徒たちが取り組みやすい方法でやり方を教えてくれました。生徒たちは、初めて大きなねぶたの紙に触れ、接着剤をたっぷり塗って、ペタペタと見よう見まねで紙貼り体験をしてきました。ここで使われている紙はワイシャツを製造する工程でどうしても出てしまう端切れを再利用して作った和紙だそうです。生徒たちは貴重な体験をすることができました。祭りが終わったあとは、また香り袋を作り、アップサイクル活動をしていく予定です。
小学部6年生は、7月4日、5日の一泊二日の日程で盛岡方面に修学旅行に行ってきました。
一日目は、楽しみにしていた新幹線に乗って盛岡駅まで行きました。盛岡駅では、はやぶさとこまちの連結の瞬間も見ることができました。その後、バスで移動して「初駒インター店」にて、盛岡三大麺(冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば)を堪能しました。昼食後は1時間ほどバスに乗り、いわて子どもの森に行きました。いろいろな部屋のアトラクションやスヌーズレンなどを楽しみました。
二日目は、盛岡手づくり村で皿の絵付け体験をし、一人一人が個性豊かな絵を描くことができました。約1か月後の焼き上がりが楽しみです。
小岩井農場ではジンギスカンを堪能しました。みんなお肉も野菜もペロリと平らげ食後にはソフトクリームやフランクフルトを食べ、とても満足した様子でした。
今回は、バスガイドさんも盛岡から帯同し、バスでの移動時もいろいろなお話を聞いたりクイズをしたりして楽しく過ごすことができました。いろいろな体験をして子どもたちも大満足の修学旅行でした。