青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
9月14日(土)弘前土手町カルチュアロードに参加しました。毎年弘前ロータリークラブ様のご協力のもと、出店しています。
今年度も学校紹介パネルの展示、りんごの花炭アートの体験コーナーに地域の方々がたくさん来てくださり、約200個のりんごの炭がほぼ無くなり、大盛況でした。
本校からも中学部と高等部の生徒8名が運営に携わり、歩行者に合同作品展のチラシを配ったり、体験コーナーを手伝ったりしました。
弘前ロータリークラブ様をはじめ、運営のお手伝いをしてくださった弘前学院聖愛高等学校インターアクトクラブ、女子公式野球部の皆様、ご協力ありがとうございました。
9月5日(金)、高等部3・4・5組で施設見学に出かけました。天候にも恵まれ、バスの車窓から見える街並みやもうすぐ収穫を迎えるりんごの木々がとてもきれいでした。景色に目を奪われていると見学先である「多機能型事業所 エイブル」様に到着しました。事業所の日課についての説明を受けたり、実際に利用者の方々が取り組んでいる作業を体験させていただいたりしてきました。
その後、昼食場所である藤崎町の「四六時中」様に到着。みんなでカレーやヒレカツ丼など選んだメニューを完食し、注文したメニューの会計をするという生活経験にも取り組んできました。
来年も、集団のルールを守って行動するなど、生活経験の拡大を図ることや卒業後の生活を知る機会をとして「施設見学」を実施したいと思います。
中学部1学年では、総合的な学習の時間に「りんごを守ろう、大切にしよう」をテーマとし、りんごの栽培やりんご加工工場の見学、調べ学習等を通して、探究的な学習に取り組んできました。
9月4日(木)は、Farmなる実さんのりんご農園に行き、りんご農家の鳴海純さんに、りんご栽培についてインタビューをしました。
生徒たちは、「りんごを何種類作っていますか」「りんごに泥がつくとどうなりますか」「摘果した実はどうしていますか」等、考えた質問を自分の言葉で伝えることができました。鳴海さんから一つ一つの質問に丁寧に回答していただき、生徒たちは実際にりんごが栽培されている様子を目で見たり、言葉のやり取りを通してさらに体感しながら、りんごの種類や木の本数、りんご栽培の大変さ、摘果した実や剪定した枝は土に返して畑の栄養にしていること等、今まで知らなかったことを学ぶ貴重な機会となりました。
学校に戻ってから、教えていただいたことを整理したり、「びっくりした」「なるほど」「もっと知りたい」等、自分の気持ちと結び付けて表現したりし、りんご栽培について学びを深めることができました。(Farmなる実さんでの学習の様子が、Instagram「hirosaki_noufukugaku」で紹介されました。ぜひご覧ください。)
8月28日(木)、小学部A高グループのみんなで紙漉の里に行きました。
紙漉の里では、木の皮(こうぞ)を使って、紙すき体験をしました。
紙バックを使って紙すきをしたことはありますが、
木の皮を使っての紙すきは初めて。
水の中にあるパルプを触ると「牛乳パックと違う。」「ふわふわする。」などの声が聞かれました。
みんな、紙漉隊隊長の大場さんの説明をよく聞いて、木の枠をまっすぐ引き上げたり、
三角定規で木枠の角の紙を剥がしたりしていました。
紙漉隊のみなさんから「上手だね」と褒められました。
すいた紙を乾かす前に筆で模様を描き、模様入りの和紙作りにもチャレンジしました。
8月31日(日)、第33回青森県障がい者スポーツ大会に本校から10名の生徒が参加しました。陸上競技とフライングディスクに出場し、一人一人が力を存分に発揮しました。
上位に入賞し、メダルを獲得した生徒もいました。出場した生徒のみなさんお疲れさまでした。保護者の皆さま、応援ありがとうございました。
中学部3年生は、9月3日から5日までの2泊3日の日程で、宮城県へ修学旅行に行ってきました。
【一日目】弘前駅に集合し、出発式をして、いざ宮城県へ!バスで新青森駅まで行き、新幹線に乗り換えました。さすが中学部3年生、4クラスしっかり並んで移動し、スムーズに乗車しました。仙台駅からは、バスで松島へ。バスガイドさんから、東日本大震災の話を聞いたり、クイズを出してもらったりしながら移動しました。松島では、「牛たん炭焼 利休」で牛タン定食を味わい、散策をして遊覧船に乗船。塩釜港まで行きました。天気がよく、いろいろな島を見ることができました。
【二日目】天気が午後から雨予報の日でした。みんなが楽しみにしていた「八木山ベニーランド」と「八木山動物園」に行けるのか…緊張の朝でしたが、午前と午後の日程を変更し、雨が降る前にベニーランドと八木山動物園に行くことにしました。到着して少しすると小雨が降ってきましたが、雨具を着用し、乗り物や動物との触れ合いを堪能することができました。午後は、「仙台うみの杜水族館」へ行き、イルカやアシカのショーを観たり、お土産を買ったりしながら、ゆっくり楽しむことができました。
【三日目】「HOKUSHU仙台市科学館」へ行きました。身近にある不思議な現象や物質の性質、エネルギー、音や光などに関するテーマを学びました。実際に操作したり、触れたりできるものが多かったため、みんな興味津々、夢中で体験し、笑顔が多く見られました。その後は、仙台駅で昼食をとり、お土産を買ったり散策したりして、帰りの新幹線に乗りました。新幹線では、少し疲れが見られる生徒もいましたが、最後まで全員一緒に行動することができ、とても立派でした。
三日間も家を離れることが初めてで不安だった生徒もいたと思いますが、友達と一緒にいろいろな体験をしたこと、自分の持ち物の管理や身の回りの支度を自分でしたことなど、学習や生活につながる力が確実に身に付いた旅行だったのではないでしょうか。3年生のナイスチームワークで、卒業まで元気に、楽しんで駆け抜けてほしいと思います。保護者のみなさま、修学旅行に向けた荷物の準備や体調管理などのご協力、大変ありがとうございました。
9月8日(月)に小学部学部集会を行いました。今回も熱中症予防により、エアコンがある各教室及び特別教室で、学級・学年・グループ単位で実施しました。
主な内容は、「広報委員会のお話」、「アートクラブのお話」、「計画委員会のお話」でした。
今回の司会は、5年1組が務め、2年6組が「はじめのあいさつ」、4年5組が「おわりのあいさつ」を担当しました。
「広報委員会の発表」では、修学旅行と宿泊学習での活動内容をまとめて校内に掲示するまでを発表しました。
「アートクラブの発表」では、4月から制作した作品の紹介や制作の様子を発表しました。
「計画委員会の発表」では、計画委員会のメンバーが、みんなでダンスをするダンスの見本を発表しました。
本校中学部では、8/27(水)に鑑賞教室を行いました。はじめにストレッチを取り入れた準備運動で体をほぐし、その後、音楽に合わせて楽しくダンスを体験しました。講師には、青森県洋舞連盟から2名の先生をお招きし、ご指導いただきました。生徒たちは体を動かしながら表現する楽しさを味わうことができました。
7月24日(木)、有限会社工藤ポンプの方にご協力いただき、各校舎の救助袋の設置方法の確認と救助袋を使った避難体験を行いました。普段、廊下に設置されている箱の中から実際に救助袋を引き出し、実際に2階から1階に降りてみました。滑り降りる際の注意点等も確認でき、非常時における児童生徒の安全な避難誘導について理解を深めることができました。
7月29日(火)、救急法研修会を行いました。講師として、日本赤十字社青森県支店から3名お越しいただき、主に心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の適切な使用方法について実践形式で教えていただきました。いつ何が起きるか分かりません。学校はもちろん校外でも必要となる知識として、何度体験してもためになる研修会でした。この研修を機に校内のAEDの設置場所を再確認することができました。
7月31日(木)、防災安全研修会が行われました。講師として弘前大学理工学研究科地球環境防災学科の方にお越しいただき、「岩木山噴火警戒レベルと本校の防災安全について」をテーマに、火山活動の基本的な特徴から日本および世界の噴火事例、岩木山の地層や地形に基づく火山活動の考察まで、幅広くお話しいただきました。岩木山噴火の可能性は現段階では低いとのことですが、岩木山麓にある学校(小・中学部校舎)としての心構えにつながる研修会となりました。
7月26日(土)に弘前第一養護学校高等部校舎においてPTA親子レクリエーションが行われました。今回は金魚ねぷたの制作です。あらかじめカットされたパーツを組み立て、紙を貼り付けるだけで作ることができるクラフトキットでの制作でした。
パーツの組み立てに苦戦したり、細かい箇所に頑張ってのり付けしたりなどの作業が行われ、小学部は親子で協力して、中学部や高等部ではできるだけ一人でなど、各親子で制作の様子は様々でした。完成すると、みなさん笑顔で金魚ねぷたを見せてくれました。