青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
一日目
弘前駅から、普通列車で新青森駅へ。そこから、楽しみにしていた生徒も多い、新幹線『E5はやぶさ』で仙台駅まで行きました。貸し切りバスで松島まで移動し、昼食は利久の牛タン定食を味わいました。松島の絶景を見ながら塩釜までの遊覧船の旅を楽しみました。ホテルでは豪華な食事、広い大浴場に癒やされ、友達との宿泊を楽しみました。
二日目
午前は、うみの杜水族館に行きました。大きな水槽にいる沢山の魚たち、可愛い海獣やペンギン、そしてイルカ&アシカショーに大興奮の生徒達。アレにしようかコレにしようかと悩みながら自分や家族へのお土産を一生懸命選んでいました。午後は八木山ベニーランドと動物園に行きました。乗ろうと計画してきたアトラクションは、思っていたよりも怖かった生徒もいたようで、予定を変更したり、休んだりしながら時間いっぱい楽しみました。動物園に行った生徒も、ゾウやキリン、カバなど初めて見る動物に大興奮でした。
三日目
仙台科学館で、シャボン玉の中に入ったり、トリックアートに挑戦したり、空気の力でボールを浮かせたりとたくさんある科学の体験をして楽しんできました。そして、仙台駅で昼食を食べて、お土産をたくさん買って帰ってきました。
疲れてヘトヘトの生徒たちでしたが、弘前駅に帰ってくると保護者の皆さんを見つけて満面の笑みになっていました。
修学旅行において公共交通機関や公共施設を利用した経験を通して、ルールやマナーを学び、さらに成長した生徒たちでした。
9月6日(金)、小学校高学年Aグループでは、ドリカム人づくり推進事業の一環として弘前地区環境整備センタープラザ棟へ行きました。環境整備センタープラザ棟では、体験教室「牛乳パックでお手軽しおり作り体験」に取り組み、家庭で飲み終えた牛乳パックを使用して、オリジナルのしおりを作りました。その後、「紙のリサイクルの仕組み」の話を聞きました。どの児童も講師の話をよく聞いていて、あらかじめ学校で考えたデザインを元に、色を塗ったり押し花を貼ったりしてしおりを作りました。
今回の体験や見学を通して、自分たちが出しているごみの行方や処理の仕方について理解し、環境について関心をもつきっかけになりました。
9月12日(木)、弘前市でエアロビクスやアダプテッドスポーツの指導をしている阿保真由美先生を講師に招いて、自立活動「体を動かして遊ぼう」を実施しました。阿保先生のお話を聞き、キッズエアロやダンスで体を動かし、「たかまるくんよさこい」を踊り、時間いっぱい楽しく体を動かしました。活動の最後に、摘果した実で作った花炭をプレゼントしました。
次回は11月を予定しています。阿保先生、ありがとうございました。
8月30日(金)、高等部Bグループ9名で弥生いこいの広場へ行きました。
高等部Bグループでは、作業学習において、弥生いこいの広場で使われている「おやつガチャ」のカプセル作りに取り組んでいます。
今回は、そのカプセルを実際にお届けし、「おやつガチャ」の体験を行いました。
弥生いこいの広場の職員さんからは、「作業を手伝ってくれるおかげで、本来の動物と関わる業務に時間を割くことができ助かっている。」と、感謝の言葉をいただきました。
こどもたちは、最後に空のカプセルを受け取り、帰ってからの作業に張り切っていました。
8月28日(水)、ひろいちカルチャー『フルーツを使ったクレープ作り』を行いました。講師として、アンジェリック青森店でパティシエをされている一戸康彦さんをお招きし、家庭にある材料で作れる本格的なカスタードクリームやクレープ生地の作り方を教わりました。グループで協力して、カスタードクリームが焦げないように力強く混ぜたり、おしゃべりをしながらメロンや桃、バナナをトッピングしたりと楽しい時間を過ごすことができました。とっても美味しいクレープができあがりましたよ。
企画、運営してくださったPTA親睦委員会のみなさん、講師の一戸さん、本当にありがとうございました。
8月8日(木)、教員の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業実践や授業改善、校内研究に生かすことを目的とし、「主体的・対話的で深い学びに関する校内研修会」をオンラインで行いました。
植草学園大学発達教育学部准教授の髙瀬浩司先生を講師にむかえ、「知的障害教育における主体的・対話的で深い学びと授業づくり」について講義をいただきました。
各教科等を合わせた指導の成立や変遷、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた「できる状況づくり」「自分ごとの学び」「見通しを振り返り」の大切さ等、たくさんのことを学びました。こどもたちの学びの姿を大切にしながら、今後の授業実践や校内研究に生かしていきます。
7月25日(火)、教員のICTを活用した授業力の向上を図ることを目的とし、ICT校内研修会が弘前市民会館大会議室で行われました。
講師に茨城県立石岡特別支援学校の富山比呂志氏をお招きし「Canvaで表現しよう!交流しよう!~特別支援教育におけるCanvaの活用~」について講義をいただきました。一人一台のタブレットを活用して写真の撮影や加工をしたり、さらにグループごとに写真を共有してコラボレーション作品制作をしたりと、演習がメインの研修会となりました。
ICTを使う意味や価値は、「頭の中にあるものを引っ張り出しやすくできるツールであること」「表出、表現のための試行錯誤が、何度でも何種類でもやりやすく、やり直せること」「自分なりに表現するための手だてが、言語的なものだけではなく、視覚的、音声的、図表的、プログラム的など多様にあり、自分に合った方法が使えること」というお話があり、参加した職員もこの研修会で体感することができました。
8月20日(火)高等部校舎にて、地域における切れ間のない支援体制の構築に向け、多様なニーズに対応できるよう専門性の向上を図ることを目的に「教育相談に関する専門性向上研修会」が行われました。
講師に生協さくら病院の小山智教医師をお招きし「愛着障害について」講話をいただきました。基本的なことや現病歴を交えながら具体的な支援について知ることができ大きな学びになりました。最後に「こどもの心に刻印された傷跡はその後の人生に大きな影響を及ぼすが、それを快方に導くのもまた人との出会い、人との関わりである」「『ともに』という体験こそが愛着障害の人が一番、必要としているもの」という言葉が印象的でした。
本校職員の他、小中高等学校、地区の特別支援学校、福祉施設職員約50名の参加もあり、愛着障害への関心の高さがうかがわれました。
7月11日(木)、新青森県総合運動公園で標記の大会が行われ、県内の特別支援学校の生徒が集まりました。
本校からは、中学部生徒、高等部生徒106名が参加し、陸上競技、フライングディスク、ボッチャ、フットソフトボール、バレーボールの種目に出場しました。
前日までの雨で天候が心配されましたが、当日は次第に回復し、競技を実施することができました。どの競技・種目でも生徒が学校での練習の成果を存分に発揮し、時には真剣な表情で、時には笑顔で喜び合う姿が見られました。仲間が競技をしている時に応援する姿も多く見られ、スポーツを通して心身ともに成長するよい機会となりました。
会場まで応援に来られた保護者の皆さま、生徒への励まし、ご声援ありがとうございました。
今年度もりんご農家の佐藤さんからりんごの木を借用して、児童生徒が作業を体験しながらりんごについて学んでいます。
6月に摘果をし、その後は地面に落ちている実をバケツいっぱいに拾う活動を、夏休み前までがんばりました。
低学年の児童は、摘果した後、大きい実と小さい実に分ける活動もがんばりました。
高学年の児童は、保護者の前田さんから摘果の仕方を教わり、中心果を残して一つ一つ丁寧に摘果しました。
中学部一年生は、小学部の児童が摘果した後の仕上げをし、高いところにある実をたくさん摘果しました。
高等部の生徒が小・中学部校舎に来て、りんごの木の徒長枝を切る作業をした時に、小学部児童が高等部の先輩に摘果の仕方を教わるなどの交流もありました。