学校の様子

「みんなのごはん」プロジェクト【高等部 作業学習(農業班)】

 11月2日(木)、「みんなのごはん」プロジェクトの活動として、高等部の畑で収穫した作物の一部を弥生いこいの広場の動物に提供してきました。その様子をご報告します。

「みんなのごはん」贈呈

 代表生徒から「私たち農業班で育てて収穫したサツマイモやカボチャ、ポップコーンなどです。動物さんたちに食べさせてあげてください。」というメッセージを伝え、飼育員さんに手渡ししました。

 

★詳細につきましてはこちらのページをご覧ください。

 20231129ドリカム「みんなのごはん」活動報告.pdf

 

中学部 働く週間・販売学習

 11月13日~17日、「働く週間」を実施しました。一週間毎日、午前も午後も作業学習に取り組みました。挨拶・返事・報告をすること、集中して取り組むこと等、各班で目標を決めて頑張りました。普段の作業学習やこの働く週間で身に付けた力は、高等部での実習、そして将来働くことへもつながっていきます。21日の報告会では、作業班ごとの成果を発表し、互いの頑張りを労いました。

 22日の販売学習では、作業学習と働く週間で作った製品を中学部の生徒や小学部6年生の児童、職員に販売しました。普段はあまり見ることがない他の班の製品をじっくりと見て買い物したり、自分が作った製品を嬉しそうに買ってくれる人の姿を見たりしたことで、今後の作業学習への意欲がさらに増した生徒が多く見られました。

  

 

  

 

中学部 施設・職場見学

 11月9日、施設・職場見学へ行きました。1年1・2組は、『チョコ・ドーナツ弘前』、2年1組は、『いわきの里、月見野食房、月見野荘』、3年1・2組は、『カリフラワー、おらんど、uniメゾン』、1年A・B組、2年C組、3年D組は、『ワークランド茜』を見学しました。生徒達は、施設の利用者さんの働く様子を真剣に見つめ、働く場の雰囲気を感じ取っていたようでした。施設の職員さんに積極的に質問する様子も見られていました。A~D組は、作業学習で集めたペットボトルのキャップと空き缶のプルタブを社会福祉協議会へ届ける活動もしました。 


 

  

  

 

 

青森県特別支援学校知的障害教育校PTA連絡協議会全体及び研修会

 

10月18日(水)に小中学部校舎で「令和5年度 青森県特別支援学校知的障害教育校PTA連絡協議会 全体会及び研修会」が開催されました。オンラインでの開催で、PTA役員2名と職員6名が参加しました。

 研修会は、仙台市在住で自閉症のお子さんがいらっしゃるクリエイターの高橋みかわ氏の「東日本大震災経験者から学ぶ~私たちにもできる防災活動~」の講話を聴きました。講演後、「災害時に障害のある子についての対策を知りました。」「今回の講演が家族で話し合う良い機会になりました」等の感想をいただきました。災害に対する備えの大切さを実感した実りある研修会でした。

りんごの学習(摘果~収穫)

毎年、りんご農家の佐藤浩二さんからりんごの木を4本借用し、りんごの栽培体験をしています。

今年の6月から摘果、実拾いの作業が始まり、9月には葉取り、玉回し、11月には待ちに待った収穫作業をしました。保護者の前田さんに小学部低学年児童が葉取り作業を教わり、収穫作業を小学部高学年児童、中学部一年生の生徒が教わりました。

    

今年度は猛暑による焼け、強風による落下、病気、鳥害などの影響で、例年よりも収穫量が減ってしまいましたが、収穫したりんごは、蜜がたっぷりと入り、酸味と歯ごたえも感じられ、とてもおいしいりんごでした。

    

 

収穫したりんごは、給食に2回分提供し、調理や生食用として児童生徒がおいしくいただきます。ご家庭にも、小中学部の児童生徒は、一人1個持ち帰りました。その他はりんごジュースに加工する予定です。

佐藤さん、前田さんをはじめ、ご協力いただいた地域のみなさま、ありがとうございました。