青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
8月20日(火)高等部校舎にて、地域における切れ間のない支援体制の構築に向け、多様なニーズに対応できるよう専門性の向上を図ることを目的に「教育相談に関する専門性向上研修会」が行われました。
講師に生協さくら病院の小山智教医師をお招きし「愛着障害について」講話をいただきました。基本的なことや現病歴を交えながら具体的な支援について知ることができ大きな学びになりました。最後に「こどもの心に刻印された傷跡はその後の人生に大きな影響を及ぼすが、それを快方に導くのもまた人との出会い、人との関わりである」「『ともに』という体験こそが愛着障害の人が一番、必要としているもの」という言葉が印象的でした。
本校職員の他、小中高等学校、地区の特別支援学校、福祉施設職員約50名の参加もあり、愛着障害への関心の高さがうかがわれました。
7月11日(木)、新青森県総合運動公園で標記の大会が行われ、県内の特別支援学校の生徒が集まりました。
本校からは、中学部生徒、高等部生徒106名が参加し、陸上競技、フライングディスク、ボッチャ、フットソフトボール、バレーボールの種目に出場しました。
前日までの雨で天候が心配されましたが、当日は次第に回復し、競技を実施することができました。どの競技・種目でも生徒が学校での練習の成果を存分に発揮し、時には真剣な表情で、時には笑顔で喜び合う姿が見られました。仲間が競技をしている時に応援する姿も多く見られ、スポーツを通して心身ともに成長するよい機会となりました。
会場まで応援に来られた保護者の皆さま、生徒への励まし、ご声援ありがとうございました。
今年度もりんご農家の佐藤さんからりんごの木を借用して、児童生徒が作業を体験しながらりんごについて学んでいます。
6月に摘果をし、その後は地面に落ちている実をバケツいっぱいに拾う活動を、夏休み前までがんばりました。
低学年の児童は、摘果した後、大きい実と小さい実に分ける活動もがんばりました。
高学年の児童は、保護者の前田さんから摘果の仕方を教わり、中心果を残して一つ一つ丁寧に摘果しました。
中学部一年生は、小学部の児童が摘果した後の仕上げをし、高いところにある実をたくさん摘果しました。
高等部の生徒が小・中学部校舎に来て、りんごの木の徒長枝を切る作業をした時に、小学部児童が高等部の先輩に摘果の仕方を教わるなどの交流もありました。
7月20日土曜日にPTA親子レクリエーションが本校高等部校舎で行われました。35家族、85名が参加しました。
今年の内容はスタンプラリーでした。PTA役員と手伝いの先生方が行うコーナーを親子で回って、輪投げやカローリングなどのゲームを楽しんで景品をゲットしたり、缶バッチ作りを体験したりしました。
高等部では、昨年度から近隣の駒越町会のみなさんとグランド・ゴルフを通じて交流をしています。今年度は5月の連休明けから交流をスタートし、7月中旬まで計10回行いました。2年目ということもあり、町会の方の「久しぶり、元気にしてた?」の挨拶で今年度の交流が始まりました。1年生は初対面でしたが、町会の方々にたくさん声を掛けていただき、すぐに打ち解けることができました。
交流では、最初にグランド・ゴルフの道具や基本的な打ち方、ルールを確認し、その後学校のグラウンドにコースを設置(なんと8ホール)し、グループ毎にコースを回りました。町会の方々の教え方がとても上手で、生徒達はみるみる上達していきました。時々ホールインワンもあり、あちこちで歓声があがっていました。
回数を重ねる毎に町会の方々とのコミュニケーションも深まっていき、とても楽しい有意義な交流となりました。
駒越町会のみなさん、ありがとうございました!
7月18日(木)中学部1年生24名は、りんご工房の佐藤芳子さんから「りんご染め」を教わり、ハンカチ染めを行いました。
実は、その2週間前である7月4日(木)に「わたし染め」という試し染め(自分たちで「実すぐりりんご」を使った染め液を作り、染め物体験)をしましたが、「全く染まらなかった・・・。」という経験をしていました。
今回は、佐藤さんが、当日の朝、りんごの木の葉を煮出して染め液を作ってくださり、その液を使って染め物に挑戦しました。まずは、模様作りに向けて、ハンカチの畳み方や輪ゴムのかけ方等、手ほどきを受けながら取り組みました。
染め液に漬けてから20分後、輪ゴムを解いてみると「わ~、すご~い」「きれいだね」「○○さん、見せて~」という歓声があちらこちらで聞こえるほどの染め上がりで、オリジナルの模様ができました。
佐藤さんとの学びから「わたし染め(試し染め)」のときと何が違うのかに気付き、唯一無二のハンカチを作ることができました。
(この体験の様子は、東奥日報7月21日(日)「津軽総合」の記事ページで紹介されました。)
○農福連携に係る農業体験実習 <おりかさ蜜ツ星農園>:6月24日(月)
袋かけ作業をしています。
*りんごの色がきれいに出るように行います。また、虫が入らないようにします。
○SDGs活動 ~コーヒーをもらいにいく~ <喫茶室baton>:7月5日(金)
コーヒーの残渣をもらいにいき、堆肥として積み、切り返しを行う活動をしています。
○「みんなのごはん」プロジェクト <弥生いこいの広場>:7月17日(水)
畑で作った作物(ポップコーンなど)動物園に飼料として提供しています。
7月12日(金)本校を会場に、小学部5、6年生と船沢小学校5、6年生との1回目の交流学習が行われました。総勢60名での「始まりの会」終了後、「ティーボール」「フライングディスク」「カローリング」「大型ジェンガ」「簡単ボッチャ」の5つの種目に分かれ、それぞれのグループで自己紹介やゲームを行いました。
ゲームでは、チームや学校にこだわらずお互いの好プレーに拍手をしたりハイタッチをしたりする姿が見られました。ゲーム終了後は、また全員集合し、「終わりの会」を行い、最後にバスに乗って帰る船沢小学校のお友達を玄関で見送りました。次回の交流は、船沢小学校を会場に10月10日(木)に行う予定です。
高等部3・4・5組では、青森県を代表する夏祭り「ねぶた(ねぷた)祭」が終わった後、廃棄されてしまうねぶた絵に着目し、SDGsの観点から昨年度より資源のアップサイクルに取り組んでいます。アップサイクルとは、廃棄物に手を加えて物の価値を高めることであり、廃棄されるはずだった物の寿命が伸びることにもつながります。SDGsの17の目標のうち、目標12「つくる責任、使う責任」に関連する活動です。
昨年度は祭りが終わったねぶた絵を香り袋にする活動に取り組みました。今年度は、ねぶた小屋の見学やねぶたができるまでの工程を知り、触れることを目的として紙貼りの体験をしました。
6月20日(木)青森市にあるラッセランドに行ってきました。お世話になった福士裕朗氏は青森市役所ねぶた実行委員会のねぶたを作っていました。ねぶた小屋は想像よりもはるかに大きく、中に入るとねぶたの骨組みがあり、どちらの大きさにも圧倒されました。
講師の福士さんがねぶた小屋を案内してくれました。紙貼り体験では、紙の表と裏の違い、紙の型の取り方、接着剤の塗り方など、生徒たちが取り組みやすい方法でやり方を教えてくれました。生徒たちは、初めて大きなねぶたの紙に触れ、接着剤をたっぷり塗って、ペタペタと見よう見まねで紙貼り体験をしてきました。ここで使われている紙はワイシャツを製造する工程でどうしても出てしまう端切れを再利用して作った和紙だそうです。生徒たちは貴重な体験をすることができました。祭りが終わったあとは、また香り袋を作り、アップサイクル活動をしていく予定です。
小学部6年生は、7月4日、5日の一泊二日の日程で盛岡方面に修学旅行に行ってきました。
一日目は、楽しみにしていた新幹線に乗って盛岡駅まで行きました。盛岡駅では、はやぶさとこまちの連結の瞬間も見ることができました。その後、バスで移動して「初駒インター店」にて、盛岡三大麺(冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば)を堪能しました。昼食後は1時間ほどバスに乗り、いわて子どもの森に行きました。いろいろな部屋のアトラクションやスヌーズレンなどを楽しみました。
二日目は、盛岡手づくり村で皿の絵付け体験をし、一人一人が個性豊かな絵を描くことができました。約1か月後の焼き上がりが楽しみです。
小岩井農場ではジンギスカンを堪能しました。みんなお肉も野菜もペロリと平らげ食後にはソフトクリームやフランクフルトを食べ、とても満足した様子でした。
今回は、バスガイドさんも盛岡から帯同し、バスでの移動時もいろいろなお話を聞いたりクイズをしたりして楽しく過ごすことができました。いろいろな体験をして子どもたちも大満足の修学旅行でした。
6月25日(火)、小学部Aグループ2・3年生の校外学習で弘前東消防署とビッグボーイ弘前店に行ってきました。
東消防署では、地震や火事などの災害時の体験と消防署内の見学をしてきました。地震体験では、震度7の強い揺れでは、何かにつかまっていないと立っていられないことを体験しました。煙体験では、低い姿勢で壁に手をつけながら歩いた方がいいということを学びました。消防署内の見学では、救急車、指揮車、水槽車、化学車、救助工作車、はしご車のそれぞれの役割について説明を聞き、中を見せてもらったり乗せてもらったりしました。みんな目を輝かせながら、話を聞いたり質問をしたりしていました。
ビッグボーイでは、注文したメニューを食べた後、サラダバーやスープバーの体験をしました。自分で食べられる量を考えながら盛り付け、きれいに食べきることができました。楽しく充実した1日となりました。
6月27日(木)晴天の中、百沢郵便局から岩木山神社までのゴミ拾いをしてきました。
また、岩木山神社について生徒一人一人が「推しスポット」を決めて調べ学習をし、そのスポットを探しながら参拝して、岩木山神社への理解を深めてきました。
神社の方から、お山参詣についてや岩木山神社の豆知識を教えていただきました。自分たちの調べ学習では分からなかったことがたくさんあり、とても良い学びの場をご提供頂きました。岩木山神方々、本当にありがとうございました!
みなさんにも今回教えて頂いた豆知識を少しだけご紹介します。
① 手水舎で流れている水は、今から250~300年以上前の雪解け水が岩木山によって濾過され現在流れているそうです!
② 楼門に続く階段に狛犬がいるのですが、上向きと下向きがいて、上向きの狛犬と一緒に写真を撮ると金運がUPするそうです。
③ 白蛇が6匹神社の敷地内に住んでいて、天気がいい日には②の狛犬の間で日向ぼっこをしながら参拝客をお迎えしているそうで、その様子を見ることができたらラッキーだそうです!
ぜひ、みなさんも岩木山神社へ参拝に行ってみてください!今年のお山参詣は9月1日(日)~3日(火)だそうです!!
2日が出店が沢山出ていて、一番盛り上がるそうです。
6月27日(木)・28日(金)、小学部5学年(児童17名)は、星と森のロマントピアへ宿泊学習に行きました。
1日目は、さくら野弘前店で、学級で決めた場所で昼食をとり、買い物学習、ボウリングを楽しみました。その後、星と森のロマントピアで野外散策、夕食、入浴をしました。「自分でやる」という目標を意識して、入浴準備、就寝準備、次の日の荷物整理もがんばりました。
2日目は、弘前駅構内の見学をしました。青森行きの電車を見たり、駅でのマナーを学習したりしました。二日間、自分の係もしっかり行い、1人も欠けることなく2日間の全行程を終えることができ、来年度の修学旅行へ向け、児童の期待感がより一層高まった宿泊学習になりました。
6月20日(木)・21日(金)、中学部2学年(生徒13名)は五所川原・つがる市方面へ宿泊学習に行きました。事前学習での準備活動では、自分の役割を確認し、掲示物の制作や発表練習に取り組んでいました。
1日目は晴天に恵まれ、目的地へ向かう道中も会話に花を咲かせていました。金山焼き体験では、講師の方の説明を聞き、オリジナルの皿を制作することができました。宿泊地であるつがる地球村では、ウォークラリーや親睦タイムでの紙コップゲームなどを行い、友達と協力し、楽しんで参加している様子がとても印象的でした。食事や入浴、部屋での過ごし方は、「自分のことは自分で」と行動する場面が多く、昨年度からの成長が垣間見えました。
2日目も気持ちのよい風を感じながらのラジオ体操から始まりました。2日間お世話になった想遙館での清掃奉仕活動では、担当する箇所をそれぞれが丁寧に清掃していました。最後にイオンモールつがる柏での昼食は、事前に決めていた食べたいメニューを注文し、各学級で、会話を楽しみながら食べていました。
1人も欠けることなく2日間の全行程を終えることができ、来年度の修学旅行へ向け、生徒の期待感がより一層高まった宿泊学習になりました。
6月25日(火)、小学部1年生21名は、スクールバスに乗って、弥生いこいの広場に出かけてきました。前日まで雨予報でしたが、当日は晴天にも恵まれ、元気いっぱいに活動してきました。
動物広場では、事前に探すことになっていた動物たちを探しては、見つけた動物にシールを貼っていったり、柵の前で動物たちの様子をジーッと見たりしながら歩いて行きました。
お昼ご飯は、それぞれ持ってきたお弁当には好きな食べ物が入っていることもあり、美味しそうに食べ進める様子が見られていました。
5月31日(金)に中学部運動会、6月7日(金)に小学部運動会を実施しました。
晴天の中、たくさんの保護者のみなさまやご来賓、施設関係の方々の大きな声援を受けて、徒競走では岩木山に向かって真っすぐにゴールを目指して走りました。
中学部では、全力を出し切った綱引き、全員がバトンをつないだスウェーデンリレーなど、生徒が輝く場面がたくさんありました。
小学部では、児童全員が練習の成果を発揮し、赤白どちらが勝つか、最後まで分からない白熱した運動会になりました。
本校の運動会で児童生徒を励ましてくださったみなさま、ありがとうございました。
6月18日(火)小学部2、3年生(児童19名)は校外学習でした。最初に津軽藩ねぷた村に行きました。ねぷたの館には、扇ねぷたや金魚ねぷたの他に、津軽塗りなどの伝統工芸品が展示されていました。薄暗い館内には灯りの点いたねぷたがたくさんあり、とても綺麗でした。太鼓や三味線の演奏を聴いたり、実際に太鼓を叩いたりする体験、庭園では池の鯉に餌をあげる体験もできました。とても楽しかったです。
次にイオンタウン弘前樋の口店に行きました。ダイソーでは、好きなお菓子やおもちゃを選んで買う体験をしました。きまりや約束を守って、順番に買うことができました。昼食はガストでハンバーグやポテトなど、それぞれ好きなものを食べました。楽しく、充実した一日になりました。
令和6年6月7日(金)、今年はクラッシク音楽界を代表するアーティストが多数所属している事務所AMATIから演奏者を招いて、室内楽のコンサートを開催しました。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの弦楽器にピアノを交えての四重奏やソプラノ歌手による迫力ある歌唱を間近で体感する機会となりました。体育館全体に響き渡る音色の波動を全身で感じることができました。最後はみんなで弦楽器も加えた特別な伴奏に合わせて校歌を歌い、貴重な一日となりました。
令和6年5月15日(水)、今年は弘南バス株式会社に講師を依頼し、町中での交通安全に加え、バス停での安全な待ち方や路線バスの利用方法を学びました。バス博士から乗車中のマナーや約束、バスの車体の前後左右は運転手から見えていないこと、ICカード(MegoICa)の使い方についての説明を聞き、実際に生徒全員がICカードを使っての乗車体験をすることができました。高等部にはスクールバスがないので、路線バスでの通学を考えるよい機会にもなりました。