青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
11月20日(水)、中学部作業製品販売学習を行いました。中学部生徒が作業学習で製作してきた製品を販売したり、お互いに購入したりしました。
リサイクル班のシュレッダーで細断した紙を使った油すいとり君やアロマ消臭ポット、畑・木工班の甘くておいしいねぎや木工製品のへら、紙すき班の牛乳パックを再利用して作った和紙セットやぽち袋、エコクラフト班のおしゃれな色づかいのコースターやペン立て等、心を込めて作られた製品ばかりでした。販売会場は「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」等の元気な掛け声や、お客さんの笑顔であふれていました。
当日は小学部6年生の児童も、進路学習の一環として、販売学習で作業製品を購入する体験をしました。「(製品が)上手でした」「(先輩が)格好よかったです」といった感想が聞かれ、中学部進学を楽しみにしている様子でした。
中学部生徒にとっては、自分たちが作った製品をたくさんのお客さんに購入してもらったことで、作業意欲の向上につながりました。これからも、友達と力を合わせて、製品作りに取り組んでいきます。
11月7日、施設・職場見学がありました。Aグループの1学年は、『みのり・ひかり、りんごの里』、2学年は『いわきの里、月見野食房、月見野グループホーム』、3学年は『カリフラワー、おらんど、uniメゾン』、Bグループは『りんごの里、社会福祉センター(ペットボトルキャップとプルタブの寄贈)』へ行ってきました。見学中は、利用者さん達が真剣に作業している雰囲気に緊張しつつも、よく見て、施設職員の方々の話をしっかり聞き、質問する様子が見られていました。将来、どんな仕事がしたいか、これからどんなことを身に付けたら良いのかを考える貴重な機会となりました。
中学部1年生24名は、10月3日(水)に、地域で生活し、世界的に活躍しているGOMAさんに来ていただき、芸術教室を行いました。
今年度は、マジックペン1本で表現する「ペン画」に挑戦。テーマを決めずに描きたいものを描き、描きたいものが思い浮かばない場合は、「〇(まる)」を描くところからスタートしました。
自由な発想でペンを走らせ、あっという間に時は過ぎ、終了時の生徒の表情は充実感・達成感でいっぱい!そして、心地よい余韻を味わうことができました。そして、真っ白な画用紙は、一人一人の思いが詰まったかけがえのない画用紙となりました。
GOMAさん、表現する楽しさを教えてくださり、本当にありがとうございました。
※この様子は、ATVニュースで放映されました。
一日目
弘前駅から、普通列車で新青森駅へ。そこから、楽しみにしていた生徒も多い、新幹線『E5はやぶさ』で仙台駅まで行きました。貸し切りバスで松島まで移動し、昼食は利久の牛タン定食を味わいました。松島の絶景を見ながら塩釜までの遊覧船の旅を楽しみました。ホテルでは豪華な食事、広い大浴場に癒やされ、友達との宿泊を楽しみました。
二日目
午前は、うみの杜水族館に行きました。大きな水槽にいる沢山の魚たち、可愛い海獣やペンギン、そしてイルカ&アシカショーに大興奮の生徒達。アレにしようかコレにしようかと悩みながら自分や家族へのお土産を一生懸命選んでいました。午後は八木山ベニーランドと動物園に行きました。乗ろうと計画してきたアトラクションは、思っていたよりも怖かった生徒もいたようで、予定を変更したり、休んだりしながら時間いっぱい楽しみました。動物園に行った生徒も、ゾウやキリン、カバなど初めて見る動物に大興奮でした。
三日目
仙台科学館で、シャボン玉の中に入ったり、トリックアートに挑戦したり、空気の力でボールを浮かせたりとたくさんある科学の体験をして楽しんできました。そして、仙台駅で昼食を食べて、お土産をたくさん買って帰ってきました。
疲れてヘトヘトの生徒たちでしたが、弘前駅に帰ってくると保護者の皆さんを見つけて満面の笑みになっていました。
修学旅行において公共交通機関や公共施設を利用した経験を通して、ルールやマナーを学び、さらに成長した生徒たちでした。
7月18日(木)中学部1年生24名は、りんご工房の佐藤芳子さんから「りんご染め」を教わり、ハンカチ染めを行いました。
実は、その2週間前である7月4日(木)に「わたし染め」という試し染め(自分たちで「実すぐりりんご」を使った染め液を作り、染め物体験)をしましたが、「全く染まらなかった・・・。」という経験をしていました。
今回は、佐藤さんが、当日の朝、りんごの木の葉を煮出して染め液を作ってくださり、その液を使って染め物に挑戦しました。まずは、模様作りに向けて、ハンカチの畳み方や輪ゴムのかけ方等、手ほどきを受けながら取り組みました。
染め液に漬けてから20分後、輪ゴムを解いてみると「わ~、すご~い」「きれいだね」「○○さん、見せて~」という歓声があちらこちらで聞こえるほどの染め上がりで、オリジナルの模様ができました。
佐藤さんとの学びから「わたし染め(試し染め)」のときと何が違うのかに気付き、唯一無二のハンカチを作ることができました。
(この体験の様子は、東奥日報7月21日(日)「津軽総合」の記事ページで紹介されました。)