青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
青森県立弘前第一養護学校
Aomori Prefectual Hirosaki Daiichi Special Needs Education School
12月18日(水)、小学部Aグループ(4~6年生)が高等部の作業班を見学しました。当日は総合サービス班(福祉)、手芸・縫製班(こぎん刺し)、農業班(大豆の選別)、工芸班(紙すき)、リサイクル班(エコバッグ作り)の5つの作業班を見学しました。各作業班の先輩から作業工程等について説明をしてもらい、気になることや疑問に思ったことを高等部の先輩に直接聞いたり、完成品を手に取ったりしました。最後に、高等部の先生に「作業は難しいですか?」「製品が完成するまでどのくらいの期間がかかりますか?」などの質疑応答があったことで、それぞれの工程を丁寧に作業することの大切さについて深めることができた学習でした。
12月11日(水)、中学部2学年の生徒が高等部を見学しに行きました。高等部の先輩方の作業学習の様子やどんな教室があるのかを見て回りました。中学部にはない作業班があったり、同じ作業でもよりクオリティの高い製品ができていたりする様子を真剣に見て学ぼうとする様子が見られました。中には、「やってみたい。」と話す生徒もおり、興味・関心をもつことができたようでした。見学の最後には、高等部の先生に「給食はありますか。」「作業は、自分がいきたいところにいけますか。」「タブレット端末は、授業でどうやって使っていますか。」「こぎん刺しの糸は、どうやって染めるのですか。」等の質問をして、高等部に関する知識を深めていました。中学部卒業後、どんなことをするのか見通しをもつことで、残りの中学部生活で何を身に付けたいか、高等部でどんなことを学びたいかを考える機会となりました。
12月9日(月)、ラジオパーソナリティの稲葉みどり氏をお招きし、「出前ラジオ局」を行いました。発声練習や早口言葉でパーソナリティが行うウォーミングアップを体験したり、想像力を使って音を聞き取る音当てクイズに参加したりなど、稲葉氏と生徒達が楽しくコミュニケーションを図りながら「ラジオ」に関する様々な体験をしました。
音当てクイズでは、学校生活の中にある様々な音の中から「階段をのぼる足音」や「蛇口から出る水の音」などが出題されましたがどの音も見事正解!想像力を働かせて「音」を聞くことができました。
あっという間の50分間でしたが「音や音楽」をそれぞれが楽しみ、その時間をみんなで共有することができた「出前ラジオ局」となりました。
12/5(木)小学部Bグループ高学年の児童が、みんなで作ったりんごを使った調理学習を家庭科室で行いました。講師として、柴田学園大学の今村先生にお越しいただき、りんごの皮ありバージョンと皮なしバージョンのジャムの作り方を教えていただきながら調理しました。
りんごを包丁で切ったり、鍋で煮詰めたりする活動を一人ずつ順番に行うと、みんな楽しそうに取り組んでいました。アイス、ポテトチップス、ヨーグルトの中から好きな物を選び、完成したジャムを付けると、普段ジャムを食べない児童が食べたり、おかわりをしたりしながら「おいしー」とパクパクと食べる様子が見られました。
食べ終わると、校長室で児童達が摘果したりんごの花炭で製作した作品を今村先生に説明しながらプレゼントすることができました。
12/2(月)に小学部学部集会を体育館で行いました。100名近くの児童が、体育館で低学年グループやアートクラブ、広報委員会の発表を見聞きして楽しみました。
11月20日(水)、中学部作業製品販売学習を行いました。中学部生徒が作業学習で製作してきた製品を販売したり、お互いに購入したりしました。
リサイクル班のシュレッダーで細断した紙を使った油すいとり君やアロマ消臭ポット、畑・木工班の甘くておいしいねぎや木工製品のへら、紙すき班の牛乳パックを再利用して作った和紙セットやぽち袋、エコクラフト班のおしゃれな色づかいのコースターやペン立て等、心を込めて作られた製品ばかりでした。販売会場は「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」等の元気な掛け声や、お客さんの笑顔であふれていました。
当日は小学部6年生の児童も、進路学習の一環として、販売学習で作業製品を購入する体験をしました。「(製品が)上手でした」「(先輩が)格好よかったです」といった感想が聞かれ、中学部進学を楽しみにしている様子でした。
中学部生徒にとっては、自分たちが作った製品をたくさんのお客さんに購入してもらったことで、作業意欲の向上につながりました。これからも、友達と力を合わせて、製品作りに取り組んでいきます。